今日の東京都江戸川区は朝は晴れていましたが、お昼前から雲が増え、1日スッキリしないお天気となっていました☁
明日の朝には雨が降るようなので、外出される方は足元に十分ご注意下さい☔
職場の同僚と特技ってある?って話になり、一人が実は新入社員の頃から着付け教室に通っているとまさかの発言にとても驚きました😳詳しく話を聞くと、すでに師範クラスなんだとか😳最初は趣味で始めたようですが、今では着付けをできる程に身についているようです!なんて素敵な特技だろう❣投稿者は着物の種類すらもよく分かっていないので、これを機に少し調べてみる事にしたらザっと10種類以上あるとの事😵留袖や振袖しか知らなかった…。細かく見ていきましょう💡
着物の種類
- 打掛(うちかけ)
- 黒紋付(くろもんつき)
- 振袖(ふりそで)
- 黒留袖(くろとめそで)
- 色留袖(いろとめそで)
- 訪問着(ほうもんぎ)
- 付け下げ(つけさげ)
- 色無地(いろむじ)
- 小紋(こもん)
- 紬(つむぎ)
- 浴衣(ゆかた)
打掛(うちかけ)
打掛とは、結婚式に花嫁が着る着物のことです。白無垢や色打掛などの種類があります。白無垢は、結婚式のみで着用できる最高格の着物です。白一色で仕立てられています。綿帽子(わたぼうし)や角隠し(つのかくし)を合わせるのが特徴です。色打掛は、結婚式だけでなく披露宴でも着用可能な着物です。鮮やかな色をしており、華やかな模様が入っています。頭には角隠しを合わせます。綿帽子は合わせられません。
黒紋付(くろもんつき)
黒紋付とは、主に喪服と呼ばれる着物です。不祝儀の際に着ます。生地は黒一色で、柄はついていません。背中・両後ろ袖・両胸に一つずつ紋が入っています。帯は、黒一色に染められた「黒喪帯(くろもおび)」を合わせます。
振袖(ふりそで)
振袖は未婚女性の第一礼装で、長い袖丈が特徴です。袖の長さによって、大振袖・中振袖・小振袖の3種類に分類できます。
- 大振袖:袖丈114cm前後。主に結婚式や披露宴で着用される。
- 中振袖:袖丈100cm前後。主に成人式で着用される。
- 小振袖:袖丈85cm前後。お茶会やパーティで着用される。
振袖には袋帯を合わせるのが基本です。結び方にルールはないので、さまざまな結び方を楽しめます。
黒留袖(くろとめそで)
黒留袖とは、既婚女性が着る最高格の着物のことで、和装の第一礼装とされています。生地の色は黒色で、五つ紋が入っているのが特徴です。背中・両後ろ袖・両胸に一つずつ紋が入っています。裾には絵羽模様(えばもよう)が施されています。帯は、錦織(にしきおり)や唐織(からおり)の袋帯か、丸帯を合わせるのが基本です。なお、黒留袖を着用するのは、結婚式・披露宴に出席する新郎新婦の母親や仲人のみに限られます。
色留袖(いろとめそで)
色留袖とは、生地が黒色以外の留袖のことです。既婚・未婚問わず着用できる格の高い着物です。色留袖には丸帯や袋帯を合わせます。上半身は無地で、裾のみに絵柄が広がっている点が特徴です。格の高さや着用シーンは、紋の数によって変わります。
- 五つ紋:第一礼装。親族の結婚式・披露宴や式典で着用。
- 三つ紋:準礼装。親戚の結婚式・披露宴や祝賀会等で着用。
- 一つ紋:準礼装。親戚の結婚式・披露宴やパーティ、子供の入学式・卒業式等で着用。
紋の数が減るほど格は低くなります。ただし、お食事会などのカジュアルなシーンで着ることはありません。
訪問着(ほうもんぎ)
訪問着は、振袖や留袖の次に格が高い着物です。着物の柄が襟や袖をまたがって続いています。下半身のみに柄が入っている色留袖とは異なり、上半身にも柄が入っているのが特徴です。格が高い着物なので、同じく格の高い袋帯を合わせるのが一般的です。着用シーンは幅広く、結婚式や卒業式といったフォーマルなシーンから、お食事会や観劇といったカジュアルなシーンまで着ていくことができます。
付け下げ(つけさげ)
付け下げとは、左肩にワンポイントの柄が入った着物のことで、訪問着の次に格が高いです。袋帯を締めれば格を上げることができ、名古屋帯や洒落袋帯を締めれば格を落とすことができます。具体的には、袋帯を締めれば子供の卒業式や七五三に着て行けます。名古屋帯や洒落袋帯を締めれば、お食事会や観劇に着て行くことが可能です。訪問着と間違えられることが多いですが、付け下げの柄は訪問着とは異なりワンポイントで独立しています。シンプルかつ活用の幅が広い着物なので、着物初心者の方におすすめです。
色無地(いろむじ)
色無地とは、白生地を黒色以外の一色のみで染めた着物のことです。柄は付いていません。格は、生地自体に織り込まれている柄の「地紋(じもん)」がついているかどうかで変化します。紋が付いている場合は訪問着と同程度の格となります。袋帯を締めるのが一般的です。紋が付いていない場合、袋帯を締めれば付け下げと同程度の格に、名古屋帯を締めれば小紋と同程度の格になります。それぞれの着用シーンの例は以下の通りです。
小紋(こもん)
小紋とは、生地全体に柄が入っている着物のことで、付け下げや色無地よりも格が低いです。普段着として着る着物で、名古屋帯や半幅帯を合わせます。小紋には、代表的な柄が3つあります。
- 江戸小紋:無地に見えるほど細かい柄
- 加賀小紋:一つの模様が大きく、華やかな柄
- 京小紋:自然をテーマとすることが多い柄
紬(つむぎ)
紬とは、紬糸(つむぎいと)を使った先染めの織物の着物のことです。丈夫でしっかりとした生地が特徴となっています。結城紬(ゆうきつむぎ)や久米島紬(くめじまつむぎ)など、国の重要無形文化財に指定されている種類が多いのも特徴です。小紋同様、普段着やおしゃれ着として着ます。例えば、友人とのお食事会やお稽古ごとにぴったりです。帯は、紬と同格である名古屋帯や洒落袋帯・半幅帯を合わせます。格が高い丸帯や袋帯を合わせることはありません。
浴衣(ゆかた)
浴衣は、最も格が低い着物です。薄手の生地が多く、通気性や速乾性に優れています。帯は半幅帯を合わせます。長襦袢(ながじゅばん)を着ずに、素肌に直接着るのが特徴です。他の着物とは異なり、おはしょりを作る必要もありません。また、草履ではなく下駄を合わせるのも浴衣ならではの特徴です。着用シーンとしては、夏祭りや花火大会に着ていくことが多いです。かつては湯上り着や寝巻きとして着られていました。浴衣以外の着付けの練習台として活用するのにも向いています。
着るシーンのまとめ
- 打掛:結婚式に花嫁が着る着物。白無垢や色打掛など。
- 黒紋付:不祝儀の際に着る着物。喪服とも呼ばれる。
- 振袖:未婚女性の第一礼装。大振袖・中振袖・小振袖に分類できる。
- 黒留袖:既婚女性が着る最高格の着物。五つ紋が入っている。
- 色留袖:生地が黒色以外の留袖。既婚・未婚問わず着用できる。
- 訪問着:振袖・留袖の次に格が高い着物。柄が襟や袖をまたがって続く。
- 付け下げ:訪問着の次に格が高い着物。左肩にワンポイントの柄が入る。
- 色無地:白生地を一色染めした着物。地紋の有無で格が変化する。
- 小紋:生地全体に柄が入っている着物。街着として着る。
- 紬:紬糸を使った先染めの織物の着物。街着として着る。
- 浴衣:最も格が低い着物。他の着物とは違い、長襦袢やおはしょりが不要。
- 袷:裏地がついた着物。10月上旬から5月下旬に着る。
- 単衣:裏地がついていない着物。6月初旬から6月末、9月初旬から9月末に着る。
- 薄物:裏地がついておらず、生地が薄い着物。7月初旬から8月末に着る。
種類が多すぎて覚えられる気がしませんが、着付けができたらちょっと格好いいよなと思いました😊投稿者は背が高くないのでドレスよりは着物の方がまだ向いていそうなのでいつか着付け教室も行ってみたいなぁと思いました👘