見た目の改善だけでなく、外壁や屋根の機能を改善し、快適な住空間を維持するという住まいにとって大切な工事です。美観・耐久性向上・断熱・遮熱性向上・防汚の役割があります。新築時のような綺麗な外観に変え、塗料を塗ることで外壁の耐久性を向上させてくれます。
材料の中には、断熱、遮熱の機能を持つものがあります。断熱・遮熱効果のある塗料を使用すると、室内の温度上昇・低下を軽減させることができ、冷暖房の効果が高まり、電気代の節約や省エネにつながります。
耐久性は???
立地条件にもよりますが、8~10年での改修工事をお勧めします。
紫外線や雨風に常にさらされ、少しずつダメージが蓄積されます。
2,3年では見えにくいこれらの劣化症状ですが、明確に確認でき、かつ進行しすぎないのが、およそ10年ということになります。
季節ごとのメリット・デメリット
春
気温や湿度が安定していて、塗料も乾きやすい
砂埃や黄砂などのゴミが付着することがある
梅雨
適切な湿度を守れば、問題なく工事を進めることができる
雨が多いため工期が延びてしまう
夏
塗料の乾きが早いため、予定通りに工事が進む
窓を開けることができないので、換気ができない
秋
湿度が低く、塗料が乾きやすい
台風が多く工期が延びる可能性がある
冬
窓を閉め切っていても問題なく過ごせる
気温が5℃以下になると施工ができなくなる
塗料の乾燥に時間がかる
施工工法
吹付け工法…塗料を専用ガンから細かく霧状に吹きつける工法
ローラー工法…オーソドックスで均一に塗れる工法
塗膜厚もつきやすい。
刷毛塗り…細かいところ、際部分等、基礎となる工法
主要メーカー
日本ペイント(株)・エスケー化研(株)・関西ペイント(株)他・・