愛犬と近所をお散歩していると色々なお家や会社でお正月飾りがついているのをよく見ますが、お家によって飾っている物は様々!お恥ずかしながら、投稿者は飾った事がなかったのでそれぞれどんな意味があるのか分かりませんでした💦
これを機に調べておいて、来年こそは正月飾りを何か用意しておきたいと思います!
門松(松飾り)
年神様が家々に降臨するときの目印になるのが門松なんだそう。門松といえば斜めに切った竹のイメージですが、もともとは「松飾り」といい、松の枝だけで作ったものもありました。
松は、冬にも緑を失わない生命力の象徴。竹も、成長が早くすくすくと伸びることから、長寿、繁栄を表すものとされているんだそうです。
門松の(松飾り)の飾り方
年神様が家々に降臨される際の目印なので、門のわきに立てるのが本来の姿。一戸建てなら、玄関のわきに飾るといいでしょう。
マンションの場合、玄関の前は共用部分になるので避けましょう。
玄関ドアの内側に飾れるミニチュアの門松などを利用するのがおすすめです。最近は室内で飾るためのペーパーやフェルト素材の手作りキットもあるんだそうです。
しめ飾り
しめ飾りは神社のしめ縄と同じように「神域と現世をへだてる結界」という意味があるんだそうです。しめ飾りを飾ることで、年神様が安心して降臨できる神域を作り、お迎えするとのことです。
しめ飾りの飾り方
年神様が玄関から入ってこられるよう、玄関先の軒下や、玄関ドアに飾るのが一般的なんだそうです。また、神棚や床の間など、神様に滞在してほしいと思う場所に飾るのも良い方法です。
ポイントは、ある程度高い位置に飾ること。結界なのでその下をくぐって神域に入る…という考え方なんだとか。マンションの場合、玄関ドアの外側がOKかどうかはマンションの規約を確認しましょう。玄関ドアの内側に飾っても大丈夫とのことです。
鏡餅
鏡餅は、年神様へのお供えものでもあり、神様が宿る依り代でもあります。一粒一粒に霊力が宿ったお米を、さらに撞き固めて作るお餅は、強い霊力が宿る神聖な食べ物と考えられてきたのだそうです。
お正月期間が過ぎて年神様をお見送りしたあとに、鏡餅を下げてみんなで食べ、神様の力を分けていただくのが「鏡開き」との事です。
鏡餅の飾り方
神棚や床の間に三方(さんぽう:三宝)を置き、その上に半紙や奉書紙を敷いて鏡餅をのせます。三方がない場合は、半紙や奉書紙だけでも構いませんが、真空パックなどではない「生」のお餅の場合は、板やお皿などを敷くと下が傷むのを防ぐことができます。
もし神棚や床の間がなくても大丈夫です。テーブルの上などに飾って、お正月らしい雰囲気をつくり出しましょう。玄関や居間からできるだけ離れた場所がよいとされているのだそうです。
お正月飾りいつからいつまで飾ればいいの?
飾り始める時期
正月事始めと言われる12月13日以降なら、いつ飾り初めてもよいとされているんだそうです。
「やってはいけない日」とされるのは、以下の2日間⚠
・12月29日:「二重苦」につながるので避けましょう。
・12月31日:「一夜飾り」になって、縁起が悪いと言われています。
最近は、クリスマスを過ぎた26〜27日ごろから飾り始めるのが一般的。28日なら、末広がりの「八」で縁起が良い日です。
30日もキリが良い日なので、28日までに間に合わない場合は30日に飾りましょう💡
片付ける時期
「松の内」が過ぎたら片付けます。松の内の期間は地方によって少し違いがあるのですが、多くは以下の2パターンです。
・1月7日:東北、関東、九州など多くの地方
・1月15日: 関西地方を中心としたエリア
もともと松の内は、全国的に1月15日までだったのですが、江戸時代に明暦の大火(1657年:明暦3年の旧暦1月18日〜20日)が起きたあと、「燃えやすい松飾りを早く片付けるように」と、幕府が1月7日までとさだめた…という説があります。
最近は「七草がゆ」と同じ7日までという認識が一般的になりつつありますが、地域の習慣に合わせるのが良さそうですね。
意外と知らない正月飾りの意味を知る事が出来ました!来年こそは用意しておいて年神様を受け入れられる準備をしておこうと思います🎍