冬になると愛犬との毎日のお散歩がとても楽しみになります🐕空気が澄んでいるせいか、空を見あげると星がたくさん見えるような気がしますよね🌟
投稿者の住む地域は都内ですが高い建物が少ないのと、荒川が近くにあるので土手へ行くと更に空が広く感じ、星を沢山見る事が出来ます🌃そんな中、愛犬に「気持ちいね」なんて話しかけながらする夜のお散歩は一日の贅沢なご褒美時間となっています😍最近では自宅のベランダに出て愛犬と一緒に空を見あげる事もあります🌠
冬はなんでこんなにも星がキレイに見えるんだろう?気になったので調べてみる事にしました🔍
大気中に含む水蒸気が少なくなる空気の乾燥
冬に夜空を見上げたとき、星のひとつひとつがキラキラと輝いていると、感じたことがないでしょうか。
冬の夜空は、天体観測マニアにとって絶好の観測のシーズンとなりますが、冬に星がきれいに見える理由はいくつかあります。まず、冬には空気が乾燥するということです。空気中に水蒸気を多く含んでいると、透過率が下がり透明度も低くなります。
たとえば、室内でお湯を沸騰させると、湯気で視界が妨げられることと同じ理屈です。空気が乾燥する冬は、大気中の水蒸気が少ないために、星がはっきりと見えるようです。
夜の時間の長さと揺らぎによる瞬き
冬は、日没が早く日の出も遅く、夜の時間が長くなります。太陽が沈んでも雲などに照り映った太陽の光が残り、すぐに真っ暗にはなりません。これを「残照」と言いますが、日没が早くなる冬は、暗くなるのも早いため、星が見えやすくなります。
天体観測に最適なシーズンと言われる冬は、星座がきれいに見えることでも知られています。気温や湿度が低いほど、星の光が大気層を通過する際に、密度の違いによって揺らぎが生じますが、その揺らぎによってキラキラと瞬いて見えるわけです。
他の季節と比べると、冬の夜空では一つひとつの星がより輝いて見えるのも、揺らぎによる瞬きがあるようです。
一等星の見える数が多い冬
星は明るさによって一等星から六等星までの等級がありますが、見える一等星の数は季節によって違います。もっとも明るく見える星の一等星は21個あり、日本では年間15個の一等星を見ることができますが、春が3個、夏が4個、秋が1個、そして冬は7個です。
六等星は、目で見えるギリギリの明るさですが、一等星はその100倍の明るさがあり、夜空では目立ちます。その一等星の数が冬に多く見えることも、冬に星空がきれいな要因と言えるでしょう。
ところで、冬になるとキラキラと輝き、よりきれいに見える星座ですが、オリオン座、おおいぬ座、こいぬ座、ふたご座、ぎょしゃ座、おうし座、りゅうこつ座です。
冬に夜空を彩る代表的なものが、オリオン座のペテルギウス、こいぬ座のプロキオン、おおいぬ座のシリウスが作る“冬の大三角形”で、南の空にキラキラと輝いていることに、ロマンを感じた人も多いのではないでしょうか。
このように、冬の夜空は、星がキラキラと輝いてきれいに見える条件がそろい、天体観測には最適となります。
晴れた日には、夜空を見上げ、きれいな星の輝きを楽しんでみてはいかがでしょうか。
ただし、気温も相当低くなっていますから、薄着では風邪をひいてしまうかもしれません。暖かい服装で防寒対策をすることを忘れずに⛄