今日の東京都江戸川区は朝からとても天気が良く、ジリジリとした日差しがたっぷりの一日となりました🌞最高気温は33℃の真夏日となり、各地で熱中症警戒アラートが発表されています。こまめな水分補給だけでなく、塩分もしっかり摂るようにしましょう⚠
先日、情報番組を見ていたら、今年の新感覚スイーツとして「とうもろこし」が流行っているようです。とうもろこしって投稿者からすると、焼きとうもろこしや蒸したり、揚げたり炊き込みご飯にしたりとしょっぱく食べるイメージが強かったのですが、今年はかき氷やケーキ、プリンなどにとうもろこしがトッピングされていたり、混ぜられていたりとスイーツとして使われる事が多いみたいです😳
どんな味か気になるので今度食べに行ってみようと思います😊
そんな夏の野菜代表のとうもろこしですが、どんな栄養があるのか気になったので調べてみる事にしました🔍
とうもろこしの主な栄養素
とうもろこしは糖質・たんぱく質・脂質が多くエネルギーが高いため、穀物として主食で食べる国もあります。日本ではゆでてそのまま食べたり缶詰のコーンを利用したりすることが多いですよね。
食物繊維
食物繊維には水溶性と不溶性がありますが、とうもろこしには不溶性食物繊維が豊富です。
胃や腸で水分を吸収して膨らむため満腹感が持続したり、腸のぜんどう運動を盛んにして排便を促したりする効果があります。
コレステロール値を下げる働き、糖質の吸収を緩やかにして血糖値の急上昇を抑える働きもあります。
ビタミンB1
食品から摂取した糖質は酵素の働きによってエネルギーに変わりますが、酵素を働かせるために必要なのがビタミンB1です。
脳のエネルギー源であるブドウ糖の代謝を助けるのもビタミンB1なので、不足すると集中力の低下によるイライラや疲れの原因にもなります。
米を主食とする日本人は糖質からのエネルギー摂取が多いため、ビタミンB1が不足しやすいといわれています。
ビタミンB1は水溶性で熱に弱いため、加熱時間を短くする、ゆで汁ごとスープにするのがおすすめです。
ビタミンC
ビタミンCにはコラーゲンを合成する、鉄の吸収を助ける、メラニン色素の生成を抑える、老化の原因となる活性酸素を除去するなどの働きがあります。
肌のハリを保ちシミやシワを予防するなど美肌づくりには欠かせないビタミンですが、数時間で体外へ排出されるためこまめにとる必要があります。
ビタミンCも水溶性なので、調理によって失われないよう工夫が必要です。
カリウム
ナトリウムを体外に排出して、血圧を下げたりむくみを予防したりします。
心臓の機能や筋肉の収縮にも作用するため、不足すると足がつるなどの症状が出ます。
とうもろこしの効能
とうもろこしの効果・効能を見てみましょう。
便秘改善
とうもろこしの粒の皮に不溶性食物繊維が豊富に含まれているので、便秘改善に効果があります。
ダイエットをすると便秘になりやすく、便秘による代謝の低下や肌トラブルが起こる可能性もあります。
これらのトラブルを防ぐためにもとうもろこしはおすすめです。
糖質をエネルギーに変える
ビタミンB1が不足すると糖をエネルギーに変換できず、体内に蓄積して体脂肪となってしまいます。
糖質が豊富なとうもろこしをたくさん食べると、ビタミンB1が不足してエネルギーとして利用されずに太る原因となります。
ダイエット中の方は1日1本程度にするなど、食べ過ぎには注意が必要です。
中性脂肪値を下げる
とうもろこしに含まれるリノール酸は、n-6系(オメガ6系)といわれる不飽和脂肪酸の一種です。
中性脂肪値を下げる、動脈硬化の原因となる悪玉コレステロールを減らすなど健康によい働きをする一方で、摂りすぎると善玉コレステロールまで減少させてしまいます。
n-6系の脂質はさまざまな食品に含まれるため、とりすぎにも注意が必要です。
美肌を作る
とうもろこしにはコラーゲンを合成するたんぱく質やビタミンCなど、美肌を作る栄養素が含まれています。
リノール酸には、肌を保湿し柔らかくする効果もあります。
疲労回復
アスパラギン酸はエネルギーの代謝にかかわるアミノ酸の一種で、うまみ成分の一つでもあります。
栄養ドリンクにも配合されているように、疲労回復やスタミナ向上の効果があります。
目の調子を整える
カロテノイドの一種であるゼアキサンチンは、とうもろこしの色素成分です。
ゼアキサンチンの抗酸化作用は加齢による視力低下の改善や、白内障の予防に効果があるといわれています。
いかがでしょうか。とうもろこしは野菜のなかではめずらしく糖質やたんぱく質を多く含み、ゆでても栄養素の損失が少ないのが特徴です。食物繊維やビタミンB1も摂れるので、食べ過ぎなければダイエット効果も期待できるのだとか。夏場だけの甘くておいしいとうもろこし、スーパーで見つけた際は購入して食べてみて下さいね🎵