今日の東京都江戸川区は昨日の夜中から続く雨と強風により荒れたお天気でしたね💦
風が強すぎたため、雨が降ると横殴りの雨になって窓を打ち付けていました☔雨が止むとまるで夏が戻ってきたようにムシムシと暑く、半袖で過ごせるほどでしたね🥵
季節外れの暑さがまだ続いていますね💦都心でも11月として14年ぶりに25度以上の夏日となりました。先週末にはまだまだ半袖で外出している方もいたので、私も服装に迷ってしまいました😵
今週まではジワリと暑い日がまだありそうですが、来週からはようやく秋らしくなってくるようです。
気温は秋らしくなってきますが、明日から暦の上では「立冬」です。どのように過ごすべきか調べてみました🔍
「立冬」の由来と意味は?
立冬は、紀元前に中国で生まれた「二十四節気(にじゅうしせっき)」のひとつです。「二十四節気」とは、1年を24分割し、それぞれに季節を表す言葉を付けた暦のようなものです。立冬は、その19番目にあたります。ちなみに立冬の前は「霜降(そうこう)」、後ろは「小雪(しょうせつ)」と名付けられています。
立冬は「冬が立つ」と書くように、冬の兆しが見え始める時期にあたります。暦の上では、立冬から立春の前日(2月初旬)までが冬になります⛄
ちなみに「二十四節気」は、太陽の動きをもとに考えられており、月の動きをもとにした太陰暦と同じ時期から使われてきました。その精度の高さは現代人も驚くほどで、2016年にはユネスコの無形文化遺産に登録されています。
冬の使者「木枯らし」
この時期になると、冬の使者「木枯らし」がやってきます。その名の通り、吹くたびに葉を落とし、まるで木を枯らしてしまうように見えることからそう呼ばれています。西高東低の冬型の気圧配置になってから、風速8m以上の北寄りの風が吹くと「木枯らし1号」と発表されます。
なお、二十四節気では、立冬の前は霜が降り始める頃という意味の「霜降」で、立冬の次は雪まだ大ならずという意味の「小雪」となり、冷え込みが進んで山のほうでは雪が降る頃となります。
「立冬」の過ごし方 食べ物や植物
「立冬」の期間は何を食べて、どのように過ごせばいいのでしょうか。また、「立冬」に見られる植物を、より具体的に紹介します。
▼七五三▼
ちょうど「立冬」の期間である11月15日には、七五三が行われます。七五三が始まったのは、子供が無事に育ちにくかった江戸時代でした。
数えの年齢で、3歳の男の子・女の子、5歳の男の子、7歳の女の子が、親に連れられて神社に詣でます。これは、3歳、5歳、7歳と節目を超えるたびに、我が子が無事に育ったことを神さまに感謝するためです。七五三の子供は、着物や袴姿で千歳あめを手に持って、お参りをします。
▼「立冬」の時期の食べ物▼
日本では、「冬至」にかぼちゃを食べるという風習があります。しかし、「立冬」には特定の何かを食べるという風習がありません。二十四節気の起源である中国では特定の風習があり、南の地方では肉や魚、北の地方では餃子を食べます。
風習はありませんが、最近では、「立冬」を“あられやおせんべいの日”や“鍋の日”と呼ばれていることをご存じですか? 1985年に全国米菓工業組合が、新米の取れるこの季節にはあられ・おせんべいを楽しんで欲しいという思いから、毎年立冬の日を「あられ・おせんべいの日」としました。
また、「鍋の日」は2001年に食品メーカーのヤマキが制定。11月7日を「いいなべ」とした語呂合わせと冬に向かい鍋が美味しくなる季節であることから、生まれましたよ。「立冬」の期間中に、あられやお鍋を食べるのもいいですし、中国の風習を取り入れて肉や魚、餃子を食べてみるのも面白いですね。
▼「立冬」の時期に見られる植物▼
立冬の時期に見頃を迎える植物をご紹介しましょう。まずは、「立冬」の初候である「山茶始開」の山茶花。秋から冬にかけて咲き、良い香りがします。
続いて、「金盞香」を意味する水仙は、「金盞銀台」(きんさんぎんだい)とも呼ばれていることをご存知ですか? 水仙は、黄色いグラスのような副花冠(ふくかかん)を囲むように白い花びらがついています。「金盞銀台」とは、黄色い副花冠を金の杯、白い花びらを銀の台というように見立てた言葉です。
その他にも、日本人が普段飲んでいるお茶の原料であるチャノキという植物。この植物の葉っぱから緑茶などが作られており、10月上旬~11月下旬ごろに花が咲きます。「立冬」のころは、ちょうど紅葉が始まる時期でもありますね。
いかがでしょうか?こうも暖かい日が続くと冬が近付いている事すら忘れてしまいそうですが、着実に近付いていますので、今のうちに冬支度をしっかりとしておきましょう⛄
ホットカーペットやこたつなどそろそろ準備しておりたほうが良いかもしれませんね🤔