今日の東京都江戸川区は朝から気持ち良く晴れており、程よく風もあるのでお洗濯物もよく乾きました👕
明日以降は雲の多い日が増え、6月中旬には梅雨がやってくるとニュースで言っておりました☔
投稿者、ザクザクした食感の食べ物が好きで中でもきゅうりは小さい頃から大好きなお野菜の一つなのですが、友人に話すと「きゅうりなんてほぼ水分で栄養ないじゃん」と言われてしまいました。確かに栄養がないってなんか聞いた事があるけど本当かな?と気になったので調べてみる事にしました🔍
きゅうりに栄養がないは勘違い
「きゅうりは栄養がない」といわれる理由のひとつが、ある世界記録です。きゅうりは『Least calorific fruit』としてギネス世界記録に登録されています。日本語に直訳すると、「最も熱量が低い(ローカロリーな)果実」。これがいつの間にか「世界でいちばん栄養が少ない野菜」と誤解され、広まったようです。
きゅうりは可食部100gあたり14キロカロリーと、確かにカロリーは低いのですが、低カロリーだからといって栄養素が少ないとは限りません。また、『fruit』とある通り、果実(植物学上、果菜は果実に含まれる)として比較したもので、野菜の記録ではないのです。こういった分類や直訳のとらえ方が、誤った解釈につながっているのだと思われます。
きゅうりの主な栄養素
きゅうりはカリウムやマグネシウム、ビタミンC、ビタミンKなど、健康に必要な栄養素を多く含んでいます。簡単に栄養素別の効能を紹介します。
カリウム
ミネラルの一種であり、ナトリウム(塩分)の体外排出、筋肉の収縮、血圧の上昇を防ぐサポートをする。
マグネシウム
ミネラルの一種であり、筋肉の収縮や体温、血圧の調整をサポートする。
ビタミンC
体の酸化を防ぐ働きや、コラーゲン生成を助ける働きがある。
ビタミンK
血液を凝固させる働きや、カルシウムの吸収を助ける働きがある。
食物繊維
食後のコレステロールの吸収や、血糖値の急激な上昇を抑える作用がある。
βカロテン
βカロテンは体内で必要に応じてビタミンAに変換される栄養素です。体内のビタミンAが少ない時には変換されますが、多い時にはそのまま排出されます。ビタミンAは「免疫力アップ」や「夜間での視力の維持」の効果が期待できます。
ホスホリパーゼ
ホスホリパーゼは脂肪を分解する酵素です。脂肪の代謝を促す効果があると言われており、きゅうり以外にもキャベツなどの野菜にも含まれています。しっかり噛んで食べることで効果アップにつながります。
きゅうりに期待できる健康効果
きゅうりの栄養成分について詳しく紹介しましたが、ここでは具体的な健康効果について以下の3つ紹介をします。
むくみ予防
きゅうりにはカリウムが多く含まれています。むくみは体の塩分量が多い時、それを緩和させるために体が水分を蓄えることによって起こります。カリウムには塩分量を調整する利尿作用があるため、むくみ予防につながります。
ただし、高カリウム血症など、カリウムの摂取量を制限している場合には、過剰摂取にならないよう注意が必要です。
美肌効果
きゅうりにはビタミンCが多く含まれています。ビタミンCは「皮膚のハリや弾力を保つコラーゲンの生成」や「シミのもとになるメラニン色素の合成を抑える働き」があるため、美肌効果につながります。また、抗酸化作用があるため、動脈硬化予防や老化防止も期待できます。
便秘解消
きゅうりには不溶性食物繊維と水溶性食物繊維の両方が含まれています。
食物繊維は善玉菌のエサとなり、善玉菌の増殖を促進させるため、腸内環境の改善も期待できます。
いかがでしょうか。栄養がないと言われているきゅうりですが、実はこんなにも沢山の栄養素を含み、健康効果も期待できるようです。
きゅうりが美味しくなる季節が近付いています。食卓に並べる機会も増えそうですね🎵