先日のブログで最近は星空を見るのが楽しみです🌟と書かせていただきましたが、星空を見あげていてそれぞれの色の違いに気付きました😳
青いものからオレンジ、白いものまで🙄この違いって何だろう🤔と気になったので調べてみることにしました🔍
星の種類
星には、大きく分けて3つの種類があります。1 つ目は光や熱を出す「恒星」。例えば、太陽や星座をつくる星々のことです。
2 つ目は恒星の周りを回っている「惑星」。例えば、私たちが住んでいるこの「地球」は太陽の周りを回っているから惑星になります。惑星は他にも「水星」「金星」「木星」「土星」などがありますよね。これらの惑星の大きさや特徴はそれぞれ違います。
3 つ目は惑星の周りを回っている「衛星」。例えば、「月」は地球の周りを回っている衛星になります。
太陽系の惑星や月は光や熱を出していないけど地球から見ることができます。それは、太陽の光を反射している部分が明るく輝いて見えるからです。
星の色で「明るさ」と「重さ」が分かる
星の色による分類はまた、星の「明るさ」にも対応しています。青いOB型の星がいちばん明るい星で、青白のA型、クリーム色のF型……の順に明るさは落ちていきます。
また、星の「重さ」、つまり質量も基本的にこの順番です。星が明るいのは星の内部で水素やヘリウムなどの元素が燃焼しているからです。最重量クラスのOB型は、この水素とヘリウムのガスの量が多いので、重いのです。たとえば1等星のスピカはB型で、非常に明るく、質量も巨大で太陽のおよそ10倍です。
材料が多いなら、そのぶん長く燃えていられそうですが、星は重いと、重力で一気にその材料を使い果たしてしまうので、短時間で燃え尽きてしまいます。材料が少なくても暗く長く燃える線香花火と、一瞬で明るく燃える打ち上げ花火の関係に似ています。つまり、重い星ほど、明るく燃え、短命となるわけです。
寿命も分かる
星の「寿命」も、このタイプによって決まります。上で述べたように、燃料となる水素やヘリウムの量が多いほど、星は自分の重さで急激につぶれるので、重い星ほど急激に明るく燃えて、短命となります。
恒星の「誕生」から「死」までの、いわゆる「寿命」はその質量によって決まり、仮に星の寿命を「人生100歳」にあてはめると、星は生まれてから「90歳」まで、現役の青春時代が続きます。元気に輝いている状態の星のことを「主系列星」といいます。この主系列星が7つのタイプに分類できるということです。
最後の「余命10年」ほどは、急激に老けていき、その質量に応じた「死」を迎えます。星の残骸は、白色矮星(わいせい)、中性子星、ブラックホールなどの天体となって、その後も宇宙空間に長く残ります。
たとえば、OB型の星では、質量が太陽の8倍以上のものは 新星爆発と呼ばれる壮絶な死を迎え、太陽の30倍以上のものは 新星爆発のあと、ブラックホールに変わります。なんでも吸い込む暗黒魔王のようなブラックホールも、もとは超絶明るく輝く美人だったとは、ディズニーの映画にありそうな設定ですよね。
青白のA型から黄・緑のG型までの星の死は、比較的、静かに生涯の幕を閉じます。そして最終的には質量が太陽程度で、半径は太陽の100分の1程度という非常に高密度になった天体「白色矮星」という天体に変化します。自分の重さで原子がつぶれ、電子だけの「縮退圧(しゅくたいあつ)」と呼ばれる特殊な圧力で身体を支えています。
さて、星の寿命は、次の式によって決まります。Mは太陽質量の何倍かを示す値です。
星の寿命=約100億×Mのマイナス3乗(年)
これをあてはめると、各タイプの星の寿命は以下のようになります。
- OB型:1000万〜1億年
- A型:4億〜12億年
- F型:30億年
- G型:100億〜150億年
- K型:200億〜1000億年
- M型:1000億〜10兆年
- LTY型:10兆〜ほぼ死なないほどの長寿
タイプによってずいぶん違うんですね🤔温度や寿命で色が変わってくるのですね😳なんとなく見ている星も数年で消えてしまうかもしれない。もしくは自分の星座の星も消滅してしまうかもしれない。そう考えながら見あげる星空はなんだか尊いものになりそうですね。