今までブログでも【修繕工事】【改修工事】と使っていましたが、書いている本人も正直その違いをハッキリと分かっておりませんでした💦
そもそも【修繕工事】【改修工事】はどちらも劣化した建物に対する工事ですが、目的はそれぞれ異なるようです。
本日のブログでは【修繕工事】と【改修工事】の違いについてご説明しようと思います💡
修繕工事
【修繕工事】とは、経年や紫外線、風雨などの外的要因により劣化や不具合が生じた建物に対し、建物や設備の補修、交換などにより、新築当初の水準まで回復させる工事のことです。
修繕工事を行うタイミングとしては、建物が経年劣化したり何らかの原因で不具合⚡が生じたりしている時です。
経年劣化してしまった部分や不具合が生じてしまった部分を、問題なく利用できるまでに回復させることが目的で、決して応急処置的な簡単な工事ではありません。また、大規模修繕工事とは、工事内容が大規模で工事期間が長い修繕工事ことです。大規模な修繕工事は、よくマンションや高層ビルなどで定期的に行われています。外壁や屋上防水工事、劣化した給水管や排水管の取替え工事などが主な工事内容となっております。
改修工事
【改修工事】とは、建物を修理や修復をして改めることを言います。改修工事は居住者のライフスタイルや時代の変化にともない原状回復させるだけではなく、機能の向上を目指してグレードアップさせる工事です。具体的には、地震が起きても建物の安全性が保たれるように耐震改修工事を行うことや、住宅設備を向上させるために断熱住宅に改修工事をすることなどが挙げられます。また、高齢者のためのバリアフリー化や、生活の利便性を高めるためにエレベーターを新設することも改修工事です。
修繕工事を定期的に行う事はもちろん大切ですが、暮らしていくうちに居住者がより住みやすくなるために建物を見直し、手摺やスロープを設置することで機能を備え付け、階数が多い建物で階段しかなかった所にエレベーターを増設するなどの利便性を向上させる改修工事も必要ですね🤔
修繕工事と改修工事の違いはお分かりいただけましたでしょうか?ご自宅、もしくはマンションやビルなどの建物に「おっ!」と気になる箇所があった場合は信頼できる業者へすぐに相談しましょう!その際、永く使う事を考えて利便性を高めたい場合は改修工事も相談してみると良いかもしれないですね✨