今日の東京都江戸川区は、午前中は暑い雲に覆われていましたが、お昼頃には雲もだんだんと晴れ、気温も上がり夏のようなお天気ですね😳
まだ夏本番よりも湿度が低いので、陽の当らない室内は窓を開けていれば時折吹く風がとても気持ちが良いです😊
土曜日、午前中には天気が回復したため、前日外に出れなかった愛犬を連れてお散歩に出ました🐕
家の中は涼しく、最高気温も22℃となっていたので、過ごしやすいだろうと思い長袖で出ましたが失敗でした😵じりじりと照り付ける太陽がとても暑く、家を出て5分で汗だく💦更に、日焼け止めを塗るのも忘れてしまい、1時間ほどのお散歩でしたが、鏡で見るとしっかりと日焼けしていました😱
家に帰ってしばらくしてから目がジンジンと重怠く痛い事に気付きました😭鏡を見ると目が赤く充血していたので目も日焼けしてしまったんだと気づきました👀
”目の日焼け”メカニズム
「目の日焼け」と聞いてもピンとこない方もいらっしゃいますよね。私も数年前までよく分かっていませんでした🤔今日のブログではなぜ目も日焼けをするのか、そのメカニズムを調べてみました🔍
眼球の最も外側の部分の透明な膜、いわゆる「黒目」に当たる部分を「角膜」というようです。波長が280ナノメートル以下の光は全てこの角膜で吸収され、これより波長が長い紫外線も、その大半は角膜と水晶体で吸収されているようです。吸収されなかった残り1~2%の紫外線は、水晶体を通過して網膜まで到達します。眼球の表面にある角膜は、肌と同じで強い紫外線の影響を受けやすく、炎症が起こりやすいため、様々な目の病気と関連してしまうようです😵
こうした紫外線による角膜の炎症のことを「目の日焼け」というようです。よく知られているのが「紫外線角膜炎」で、「雪目(ゆきめ)」とも呼ばれています。紫外線によって起きる急性の表層角膜炎で、海水浴場や標高の高い山、スキー場など紫外線の強い場所で、直接かつ長時間、紫外線を浴びることで角膜が炎症を起こし、発症してしまうとの事です。
日焼けによっておこる目の病気
目の日焼けは様々な目の病気と関連があります。急性疾患から慢性疾患まで、紫外線が関連する代表的な疾患を調べました🔍
<急性疾患>
①紫外線角膜炎(雪目・雪眼炎:せつがんえん)
強い紫外線に長時間さらされた時に見られる急性の角膜炎で、雪面など紫外線の反射が強い場所で起きる「雪目」が広く知られています。「雪眼炎」とも言います。昼間に強い紫外線を数時間浴びたのち、約6~10時間経過してから症状が出始めます。主な症状は、目の充血、目がゴロゴロする、涙が出る、目が痛くて開けられない、まぶしい、目がかすむ、見えにくいなどです。大部分は24~48時間で自然治癒します。
<慢性疾患>
②翼状片(よくじょうへん)
翼状片は、球結膜(白目)の部分の組織が異常増殖して、目頭のほうから角膜(黒目)の上に三角形状に伸びてかぶさるようになってしまう疾患です。発症原因は不明な点も多いですが、農業や漁業従事者など戸外での活動時間が長い人に多発していることから、紫外線の影響が一因と考えられています。
一般的には30代以降に発症し、ゆっくりと進行するため、多くは外来で経過を観察します。症状によっては手術も選択肢のひとつです。外科的な切除は15分程度の手術ですが、2~7%の人は再発し、再手術が必要になることがあります。
③白内障
白内障は眼科疾患の中でも最も罹患者が多い病気のひとつです。日本人に最も多く見られる皮質白内障は、紫外線との関係性がよく知られています。白内障は、本来は透明である水晶体が濁る病気です。水晶体が濁ると網膜まで光が届かなくなり、目がかすむ、細かい文字が見えにくい、光をまぶしく感じるなどの症状が現われ、徐々に視力が低下していきます。進行すると失明に至ることもあります。
日常生活に支障を来した場合は手術が必要です。混濁した水晶体を摘出し、眼内レンズと交換する手術が行われます。
④瞼裂斑炎(けんれつはんえん)
角膜(黒目)のすぐ外側の球結膜(白目)が黄色く濁って盛り上がる疾患です。充血を伴い、目の痛みや異物感などの症状が生じます。盛り上がった部分は脂肪やタンパク質が沈着してできたもので、コンタクトレンズの使用や加齢の他、紫外線や潮風にさらされることなどが原因となります。
⑤加齢黄斑変性(かれいおうはんへんせい)
加齢によって網膜の中心にある黄斑部に異常が生じる病気です。初期は物の中心部が暗く見えたり、ゆがんで見えたりします。病気の進行に伴って見えにくい範囲が徐々に広がり視力が低下します。網膜まで到達する紫外線はわずかですが、長年の紫外線のばく露が加齢黄斑変性につながる可能性があります。
目の日焼けをしてしまった時の対処法
うっかり目の日焼けをしてしまった、また紫外線角膜炎が疑われる症状が出た場合は、目を閉じて安静にし、睡眠を十分とるなどして目を休めることが大切です。濡れタオルや保冷剤などでまぶたを冷やすのも効果的です。ほとんどの場合、24~48時間で自然治癒します。
市販の目薬を使用する際は、ヒアルロン酸の目薬など刺激の少ないタイプを選びましょう。角膜に傷がついているので、スーッとするタイプの市販の目薬では痛みを感じることがあります。基本的には目を休めていれば治りますが、2日経っても痛みが引かない、痛みが強い場合は、眼科を受診したほうが良いとの事です。
目の日焼けを防ぐ効果的な予防法
帽子をかぶる
外出時には帽子をかぶりましょう。目の紫外線ばく露は、帽子の着用で約20%減少するといわれています。麦わら帽子など幅広いつばのある帽子がより効果的です。
日傘を使う
最近はUVカット機能の高い日傘も多いですね。デザインだけでなく機能性にも注目して選ぶことも大切です。なお、紫外線は曇りの日でも降り注ぎます。アスファルトなど下からの照り返しもあるため、曇りの日でも日傘を使ってケアしましょう。
UVカットサングラス・眼鏡をかける
UVカット機能付きのサングラスや眼鏡を適切に使えば、目の紫外線ばく露を最大約90%減らすことができます。サングラスは目を守るために必要なものと考えた方が良さそうです。
いかがでしょうか?紫外線によって目も病気になってしまうという事が良く分かりましたね💦
愛犬とのお散歩の時は基本的に帽子を被っていますが、最近の紫外線の強さでは帽子だけで遮断をする事は難しいのですね😖
似合わない、邪魔くさいと思って避けていましたが、明るい時間にお散歩するのであれば、サングラスも用意した方が良さそうですね😎
現場で頑張ってくれているスタッフは毎日たくさんの紫外線を浴びていて、目を真っ赤にして働いているので少し心配になりました😢
かといって作業中のサングラスは絶対に邪魔になってしまうので、他に何かいい方法があればいいのですが🤔目薬などで対策していただくしかないのかもしれませんね💦
これから日差しはだんだんと強くきつくなっていきますので、皆様も目の日焼け対策をしてから外出するようにしてみて下さい。