今日の東京都江戸川区は朝から気持ちの良いお天気となっています🌞昨日の夜から早朝にかけてとても涼しく、エアコンを付けずに眠る事が出来ました🎵愛犬との朝のお散歩は日差しは強くとも風がヒンヤリとしていてとても過ごしやすく気持ち良かったです🐕
皆さん、イエローリボンドッグって知っていますか?投稿者も実際に出会った事はありませんが、SNSなどで見かける事があり、知っていました。リードや首輪に黄色いリボンを付けている犬がイエローリボンドッグと言われています。
なぜリボンを付けているのかを今日のブログではご紹介いたします💡
イエロードッグプロジェクトとは
お散歩などで出会う人や犬に対して、何らかの事情を抱えたワンコが「近づかないでね。」「お願い、そっとしておいてね。」という意思表示のため、リードや首輪に黄色いリボンを目印としてつけるのが、イエロードッグプロジェクトと言われています。
さまざまな理由から人や犬との交流が難しいワンコたちへの理解を深めるためのこの活動は、スウェーデンの犬の心理学者やトレーナーさんのグループから始まったプロジェクトで、現在では欧米・ヨーロッパ、南アフリカなど、世界の国々に広がっています。
日本でもTwitterなどのSNSで拡散したりと認知が広がりつつありますが、残念ながら浸透するまでには至っていないのが現状です。
イエローリボンをつける犬には様々な事情が
もともとは、健康上の問題などから社会復帰トレーニング中のワンコたちに配慮するために始まったと言われていますが、現在イエローリボンをつけるワンコの事情は様々です。
では、どんな事情を抱えたワンコがこの黄色いリボンをつけているのでしょうか。
健康上の事情を抱えている犬
怪我をしていたり手術後や治療中など、健康上の理由から、他の人や犬に触ったり、じゃれたりして欲しくない犬たち。怪我や病気の悪化を防ぐために黄色いリボンをつけています。
トレーニング中の犬
サポートドッグなど、人のために働く犬たちも、訓練中に人や犬が近づいてしまうことで、注意力が散漫となり、トレーニングに影響が出るのを防ぐため、黄色いリボンをつけています。
社会復帰トレーニング中の犬
子犬期の社会化がうまくできていなかったり、過去の虐待などの理由から、飼い主さん以外の人に近づかれると恐怖を感じてしまう犬もいます。不用意に近づくことが、大きなストレスを与えてしまうため、サインとして黄色リボンをつけています。
極度に怖がり・臆病な犬
極度な怖がりや臆病な性格で、見知らぬ人や犬が近づくと震えたり吠えたり、パニックになってしまう犬たちもいます。お互いにトラブルを避けるために黄色いリボンをつけています。
イエローリボンを付けた犬をみかけたら
特に犬好きさんは、歩いている犬を見かけるだけでもついつい声をかけたり、近づいて撫でてあげたりしたくなるものですよね。
そんな犬好きの私たちこそ、犬のために一定の距離を保つ「おもいやり」を大切にしたいですね。
普通の犬でもやっぱり知らない人や犬に急に近づかれたりしたら驚いたり、怖いと思う子もいます。黄色いリボンをつける事情を抱えた子であれば尚のこと。
もし、黄色いリボンや目印をつけているワンコを見かけたら、安易に「見つめない。近寄らない。触らない。」という、「しない」優しさで応えてあげましょう。
投稿者も自宅の愛犬をお迎えするまで、犬は人が好きで誰とでも仲良くなれると思っていました。ですが、実際に我が家の愛犬は人が苦手なので急に触ろうとしてくる人、走ってくる人、大きい声で声をかけてくる人、目を見つめてくる人(犬にとっては目を見つめる事は敵意の現れです)が苦手なようで、尻尾を下げて怖がることがあります。幸い、愛犬は自分で回避できていますし、何かあった時のために私たち飼い主が目や手を放さず見るようにしているのと「ごめんなさい。人が苦手なんです。」と一言声をかけるようにしています。噛みついたり吠えたりするほど怖がってはいないのでリボンはつけていませんが、全犬が全人間・犬を好きだと思ったら大間違いだなという事に愛犬に教えてもらいました。
黄色いリボンを付けた犬だけではなく、付けていない犬にも触れる前に飼い主に「触っても良いですか?」と声をかけるマナーを忘れないようにしていきたいですね🐶