先日埼玉県東浦和のマンション屋上防水改修工事が着工しました。
今回は、田島ルーフィングのビュートップを使用させていただきました。既存の塩ビシートは10年以上経っていたので、劣化していました。
役物は何もなく非常に施工しやすいたてものでした。
今回の工事も塩ビ防水シートの機械式固定工法にて施工します。
ところで、『塩ビシート』『機械式固定工法』って???
塩ビシートとは、塩化ビニル樹脂系のシート状の材料1枚で構成された防水層です。野外で日光による紫外線、熱、オゾンに対し優れた耐久性を持っていいます。塩ビシートは素材自体が予め着色され高い耐久性があるため防水層のメンテナンスとして一般的な保護塗装が原則不要になり維持管理費も節約することができるのがメリットです。
施工開始です!
立上り部分に絶縁シート(Uマット200)を貼り軒先と入隅部分に塩ビ鋼板(UP-2)(UP-4)を固定していきます。躯体にドリルで穴をあけてビス固定(UPアンカー50)していきます。ビス頭が飛び出ないように注意して固定します。
溶着材と熱風機(ライスター)を使用して、塩ビ鋼板にシートを溶着していきます。この時適度なひっぱり、しわにならないように気をつけます。
立上りの塩ビシート張り完了です。
次回は斜壁の鋼板固定と塩ビシートの張り込みです。