今日の東京都江戸川区も朝からスッキリと晴れています☀夏日と言われる程に気温が高く、日中は最高気温が26度まで上がったようです。
南風のおかげで風もそこまで冷たく感じませんでしたが、午後3時を過ぎたくらいから雲が増え、冷たい風になってきたので、窓を開けておくととても気持ち良かったです😊
愛犬と近所を散歩中に最近新しくできた公園に立ち寄ると、下記の様な看板を見つけました。
「雨庭」なんて初めて聞いた!どういう事なんだろう?看板を読んでみると、降った雨を土の中に溜めることができ、溜まった雨は地面にゆっくりとしみこんでいくとの事です。何の為に?どんな仕組み?
気になったので詳しく調べてみました🔍
雨庭とは
「雨庭」は、地上に降った雨水を下水道に直接放流することなく一時的に貯留し、ゆっくりと地中に浸透させる構造を持った植栽空間です。
アスファルトなどに覆われた都市空間では、地上に降った雨はほとんど地中に浸み込むことなく排水されていきます。
雨庭は、道路上に溢れる雨水を一時的に溜めることで氾濫を抑制し、地下水を涵養することで健全な水循環に貢献します。また、このような雨水流出抑制の効果に加え、修景・緑化、水質浄化、ヒートアイランド現象の緩和などの効果も期待されることから、近年広まりつつある「グリーンインフラ」の一つとして注目されています。
なるほど!アスファルトの多い土地で大雨による氾濫を防ぐために、地中へと雨水が排水されていくシステムなんですね!多くの川に囲まれている江戸川区にはとても良いアイデアですね😊
雨庭の仕組み
雨水を地中に浸透させやすくするため、植栽の周辺に、砂利などを敷き詰めた「州浜」を設けています。砂利などは、深いところで約50cmの厚みがあり、砂利の隙間に雨水を一時的に貯留しておくことができます。また、四季を感じられるよう、様々な植栽も植えられています。
道路の縁石の一部を「穴あき」のブロックに据え替えることで、歩道上や直接雨庭内に降った雨水だけでなく、車道上に降った雨水も雨庭の中に取り込めるようになっています。
いかがでしょうか?「雨庭」初めて聞きましたが、川に囲まれた江戸川区には必要なシステムですね💡
地域の氾濫を抑制しつつ、季節の草花で目にも優しい景観を整えていてこんな公園が今後増えていくと良いなぁと思いました😊